新規記事投稿 フォロー記事投稿 記事のキャンセル
From: Akitaka HOSOMI <hosomi@ga2.so-net.ne.jp>
Subject: Re: 誰がための技術?
Date: 1999/02/05 03:21:54
Reference: junge/00231

こんばんわ。20 世紀末 引退寸前 腰痛持ちプログラマの HOSOMI と言います。よろしく〜。


2月5日に、Yuuki Okayamaさんは書きました。

>はじめまして。(はじめてじゃない方もいらっしゃる?)
>小生、某機械メーカーに勤務しておりますが、最近こんなことを考えます。
>私的考察ですが、全ての技術屋は人を幸せにする使命があると思います。
> 人を不幸にする技術はこの世界には必要無く、全ての技術は人を幸せにし、この世界に生まれ行く子供達の為に全力を持って働き、
>そして何かを伝えるべきだと考えます。
> 少なくとも、先駆者は後から来る者への道標を示し、後へ続く物は先駆者を追い越す意気込みが必要なのではないか?
>近年、そう云った考え方の技術者が減って、討論の場も減り、つまらなく感じる今日この頃です。
>皆様方の御意見を御聞かせ願えないでしょうか?


こういうことを、大上段に、ガツ〜〜ンと言ってもらえると、胸がすく思いがしますね。

わたしの場合は、技術は人の手で作り出した一種の道具だと考えていますから、完全と
までは言えないにしても、その用い方により、充分、人のための福祉に貢献するものと
して使える筈であると考えています。

人の使う道具である筈の技術が、技術のための技術であったり、技術の都合に人が仕え
たりしていたのでは、本末転倒そのものであり、それは、たいへん不幸な状態でしょう
ね。

ただ、現実問題として実際に取り組んでみると、残念なことに力及ばず、目標とすると
ころまで到達できないことも、ままあって、次の世代への宿題として託すことになって
しまうのかも知れません。

しかしながら、埃をかぶった先達の道標を見つけて、きれいに洗ってくれたうえ、さら
には、その先へ進んでみようと考える者が、必ずいるに違いない、と、期待もし、確信
もしています。


そのような、時間を超えた世代間のメッセージの伝達を、このサーバが担ってくれると、
わたしは、たいへんうれしい。


なんか、ずっと以前に、別件で、他の会議室で暴れた際に、こんなことを書き込んだ
のを、思い出したなぁ、わたし。