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From: Akitaka HOSOMI <hosomi@ga2.so-net.ne.jp>
Subject: Re: プログラマ的哲学の勧め( 刺激と反応 )
Date: 1999/01/14 02:23:01
Reference: junge/00224

人の心は、外界から与えられた 刺激 に対して 反応 する。

そのため、心の反応は、本来、それを引き起こした原因( 刺激 )を提供する外
界の対象( 物や者 )とは、直接の関係がないと言える。

これは、外界の対象( 物や者 )に対して、そのまま、心が反応しているのでは
ない、ということだ。


さて、特定の対象( 物や者 )から、同じ刺激を繰り返し与えられることがある。
その場合には、条件反射に似た、ある種の短絡が起こる。

つまり、物や者 = 刺激 という同一視である。

例えば、不快と感じる刺激が特定の対象から繰り返し与えられると、それは、
不快な物、とか、不快な相手と見えるようになる。


このような短絡は、心のゴミとなって残り、さらには、刺激からの防御壁や鎧
となってしまう場合もある。

そのため、気が向いたときにでも、自分の心が、外界からの刺激に対してどの
ように反応するのか?を、つぶさに、ありのまま見つめて、適当にゴミ掃除な
どをしてやると、肩の力も抜けて、スッキリしたりする。


心理学は、人の心をサポートする。