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From: 竹田 伸幸
<takeda@ses.co.jp>
Subject: Re: intiger.gr.jp への個人的提言
Date: 1999/02/06 17:49:46
Reference: internet/00175
2月3日に、Akitaka HOSOMIさんは書きました。
>これからさ、各部署ごとに、なんかのローカルサーバを置いて、いろいろ使いまわす
>ような職場になるのかも知れないわな。そこらのお姉さんやオバサマなんかが、部内
>のサーバのお守を任されるようになるかも知れないし。
ローカルサーバを各部所に置くような組織では有り得ない話ですね。
世の中は、サーバ運用のアウトソーシングとかそういう方向にいって
いるんですが。
# 最近じゃ人材派遣業者がそういう需要を見越して、サーバ管理者の
# 引き抜きとか結構やっているし。
# 大手プロバイダ何かも接続サービスだけでなく企業のイントラネット
# も人を派遣してまるごと面倒見ましょうって方向なんですよねぇ。
>最近の話しの流れなんかみてるとね、ネットワーク管理の都合が横行してるみたいで
>さ。サーバにアクセスする側の都合とか使う側の都合ってのは、一体、どうなんだろ
これは大きな勘違いでしょう。
サーバでのサービス提供は義務ではありません。
サーバへのアクセス権を設定するのは、利用者ではなくサービス提供者側で
あるということを忘れてはいけません。
決して、ユーザは、全てのサーバにアクセスする権利を持っているのでは
ありません。
どこまでユーザにアクセス権を与えるか、正しく設定しすることが重要です。
不正アクセスとは、無権限利用のことであるということを忘れてはいけません。
例えば、あるサーバでWWWサービスを始めて全世界に情報を発信すること
は、全世界の人にWWWサービスにアクセスする権限を与えることです。
その時に WWWサービスとは関係ないサービスの権限を間違って or 知らずに
与えてしまっていることが問題なのです。
提供を意図しているのかいないのか、それは大きな違いです。
>うかな。どういうサーバだと、肩肘張らずに気軽に使えて、便利で使い易いものなん
>だろうか?
これは自分でサーバを用意して、どこにも繋がないスタンドアローンで使う
しかないでしょう。
自分だけがアクセスする権限を持っていて、無権限利用者がいない状況を
作り出すことです。自分の資源を自分だけが使うしか方法はありません。
public なサーバであっても、public である以上、決して貴方だけの資源
ではありません。