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From: 白石 健治 <siraisi@cavin.co.jp>
Subject: 今、郵便局が疑獄、官製談合、不正な高級官僚の天下りから開放される機会
Date: 2005/08/09 17:34:51

この度の郵政民営化問題で、十五年の体験からすれば、書かざるを得なくなりました。

 私は、この郵政問題は日本社会の縮図で、一見には難題、且つ、難解に見えます。
しかし、この問題が解ければ、多くの国民も気付かぬまま、何時の間にか1000兆円も
の財政赤字で窮地に追い込まれたにも関わらず、その病に気づきつつ滅び行くのか、
それとも、この国を未来に引き継いで行くのか、二者選択の時になっていると思いま
す。

 国会議員の中で、今回の問題を国民の立場から郵便局ネットワークが必要であると、
真摯で判断された方もいらっしゃるかも知れません。しかし、その必要性に付込み、
不正な利権の維持に躍起になる国会議員(代議士を含む)、最近発覚した橋梁談合と
同様な天下りの郵政の高級官僚、OB、及び、その利権に関係する人々が、郵政事業
の利益を不正に蝕む事を知り、その利権構造を明確に認知し、理解し、確信を持つ事
ができました。
                                                                   
 一例として、弊社関連の事件を採り上げます。この事件は、不正に利権をあさる者
がその利益を守る為に、不正な機能を働かせ、弊社に対し、先ずは各種の営業妨害工
作を行い、次いで、官製談合で優位に立つために国会議員(代議士を含む)への口利
きを依頼し、更なる営業妨害工作を行い、弱小零細である弊社の経済的抹殺を謀って
います。
 ここ十五年間は、この巨悪に遭遇し、対峙する中で、郵政事業の、数百億程度の年
度の赤字は、疑獄問題、現在の橋梁談合と同様の官製談合、及び、不正な天下り問題
がなければ黒字である、と確信をいたしておりました。
 この犯罪の費用は利権で巨額の利益を得る業者が一時的に負担しているようです。
最終的に、事件の加害者が膨大な利益を得て、被害者は、弊社が企業として損害を被
り、実質的に膨大な損失は、不正に関与しない郵政職員と、国民(需要者であるお客
様)の負担になっています。

 この事件は、郵政省に簡保営業の改善のご提案の為に製品を持参した1991年初期頃
から始まります。(この時に面談をさせて頂いた方は、郵政省簡易保険局業務課シス
テム開発室長 三嶋毅氏 、同課システム企画室長補佐 鬼島悟郎氏です。)
 その後は、営業活動で上京した際に、このような製品には口利き政治家が参入する
、とのお話を聞く機会もありましたが、弊社は正常な営業活動に邁進し、お客様から
良い結果を得ていました。
 しかしながら、弊社はこの頃から愛媛で様々な営業妨害を受け始め、その後は郵政
省を訪問した上京から帰省する際や、通勤列車で、旧知の人に寄添う人々や、郵政局
職員の方と会う際に、何らかの不自然さを感じる機会が多くなりました。しかし、成
す術もなく経緯を注視する日々が続きました。
 また、当時の弊社は四国郵政局と同住所の愛媛県松山市に立地いたしておりました。
この頃の四国郵政局局長は足立盛二郎氏です。

 その後には、シャープ株式会社から「寝耳に水」の簡易保険事業に利用するソフト
制作中断の話が舞込み、不測の事態が発生かと思い、環境改善を期待し待機いたしま
した。その十日程後に、官製談合があり、弊社は排除になった、との結果をお聞きし
愕然といたしました。
 その後は、郵政人事、後発関係製品の官費調達がどういう経過を辿るのかを注視し
たところ、日本の不正な社会構造と経済構造を知る事になります。
(関係者の方は、関係各氏、各社、及び、弊社のその後の経過は、ご承知の事と存じ
ます。ただ、この問題は私事であり、後日の機会に、他の多くの関係者を含む経緯を、
【仮称】「レミングになった日本人」【The Japanese who became a Norway-lemming】
、で詳細に報告いたします。)

 この犯罪は、その巨悪さから、複合的で、膨大な利権から難解であり、弱小零細企
業である弊社は注視するのみで、捜査当局のご協力でも頂けない限り解明できないこ
とは、関係者の方々にご理解いただける事と存じます。

 戦後、時代が変化する中で、今は、一般の国民を騙す、曲学阿世の旨すぎる話を得
意とする、悪性の権力者を排除することが優先されるところですが、この手の政治改
革は手付かずの状態で、先ごろまで見過ごされて参りました。今回の選挙は、本来の
民主主義を獲得し、健全な日本が将来に亘り存在する為に必要な政治改革ができる未
曾有の機会です。遅ればせながら、日本の経済が破綻から再生に向かう機会となるこ
とを期待します。

 今回の解散は郵政民営化法案否決により廃案となり、新たな郵政の事業形態等も含
め、立て直しの機会になります。不正を正すのは捜査当局だけの仕事ではなく、今、
必要な事は、自立と、自律、自浄作用を働かせ、良識ある国民のご理解を頂くことが
最重要な課題と存じます。人の力で日本の国土を面でサポートできる郵便局ネットワ
ークを活用し、公共の為に活躍した多くの郵政職員の皆様が日本再生の原動力となり、
結果として、将来に向い、健全な発展をする郵政事業を確立される事を心より期待し
て止みません。

*郵政民営化議論が進む中、国政のご担当部門に下記のとおり送信いたしました。*

-------------------------------------記----------------------------------------

  拝啓 早春の候、○○○○様には、ますますご活躍のこととお慶び申し上げます。
  さて、このたびは我々零細企業や一市民にとり有用なホームページを開設頂きまして、
誠にありがとうございます。
  私見ではございますが、ここ30年ほどは社会、経済は下降線(長期波動 Long ycle)
を描く中を旧郵政省(1991年)から現在に至るまで、霞が関へお邪魔をするなど、
多くの経験をさせていただきました。
 その中で、弊社は郵政事業に関わる大きな疑獄事件の被害者となりました。
 この問題につきましては、昨今郵政事業の民営化について、○○先生へ説明責任を求
める旧態的な郵政族の利権の維持に奔走する国会議員の発言をお聞きし、意見をお送り
することといたしました。
 
 郵政の完全な民営化につきましては、私見は多少異なりますが、現在、郵政事業に最
も必要な事は、先ほどの国会議員の方々の「私的な利権の排除」にある、と考えていま
す。
 1993年度から明確に気付いた、この疑獄事件と対峙した内容について、弊社ホー
ムページに掲載したしました。
 この疑獄事件についてご理解頂く為に、HPの中から抜粋したURLを御送付申し上
げますので、御高覧のほどよろしくお願いいたします。
  なお、下記の内容について御不明の点などがございましたら、お気軽にお問い合わせ
ください。御説明させていただきます。
   まずはとり急ぎお知らせいたします。
                                                         敬具 
   平成17年 3月 18日

                                                 キャビンシステム株式会社
                                                              東京営業所
                                                                白石健治


 ( 記 )
かんぽくん物語
http://www.cavin.co.jp/cgi-bin/index.cgi?room=monogatari
                                                         以上