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From: Akitaka HOSOMI <hosomi@ga2.so-net.ne.jp>
Subject: Re: intiger.gr.jp への個人的提言
Date: 1999/02/09 00:15:25
Reference: internet/00193

毎度、レスをどうも。

竹田さん、流れが見え難くなったりもするので、なるべく、相手の元発言を省略したり、
切り刻んだりしないようにしませんか?

引用は結構なのですが、それだけだと、ひょっとすると、文意が変わってしまうことが
あるかも、です。

まぁ、ここは元記事へのリンクがついてるから、読む時には、あまり気にしなくてもい
いのかな?



2月8日に、竹田 伸幸さんは書きました。

>2月7日に、Akitaka HOSOMIさんは書きました。
>
>>>世の中は、サーバ運用のアウトソーシングとかそういう方向にいって
>>>いるんですが。
>
>>これ↑が、たぶん、竹田さんの経験した現実とわたしの経験した現実との差異な
>>のだと考えています。
>
>これからの流れですから、まだ、経験してません。
>
>>私>ようになるかも知れないし。
>>
>>それで、なんとか導入には漕ぎつけたものの、運営経費の都合とか業務上の都合
>>とかいう名目で、それらのお守を任されてしまい、本来の仕事とは関係のない悩
>>みを抱えてる人も、わたしの周りには、多いのです( 竹田さんの指摘される世の
>>中の流行とは、なんの関係もなく )。
>
>これは、本来、そのような状況で導入することが間違いなのです。
>
>運営コストなど全体のコストを踏まえた上で運営ポリシーをきっちり
>策定しておくことも重要です。
>
>『繋ぐことに意義がある』って状況で何も考えず導入して繋いでしまい、
>本当に必要な運営コストまで正しく検討したのかどうかがポイントです。
>
>『ただ繋ぎたいから』で、本当に必要な運営コストを考えず導入
>してしまうという考えを是正しなければいけません。
>
>結局、ここまで検討していない組織が多いことが、ある意味、
>『日本はクラッカーにとって天国』といわれる理由ではないのでしょうか。
>
>>大学のサイトなど覗いてみると、研究室で、修行という理由でお守を任されて、
>>ブゥたれてる助手や学生なんかも、わたしの見るところでは、少なからずいるよ
>>うですし。
>
>私もその経験をした一人ですが。
>
>ただ、日本でも文部省が国公立の大学などの組織に対して、これまで
>認めなかった、商用ISP の接続サービスや外部から専門の管理者を雇う
>ことに対して、かなりの予算をつけるようになっているのも事実です。
>
># 米国では『大学向けの商用ISP+メンテナンス会社』なんてのも出て
># きて、運用を外部の会社にまかせているという例も数多くあります。
>
>>>サーバでのサービス提供は義務ではありません。
>>
>>これ↑は、はっきり言えば、サーバなり、管理側なり、の都合ですよね。
>
>サーバの資源は無限ではありません。
>大きな資源を持つのであれば、それだけコストが掛かるということ
>を考慮する必要はあります。
>
>>この理屈を、管理側の都合で、振りまわされた場合、基本的に、ユーザ側では、
>>サービスの改善を要望することもできなくなります。そのため、ネットワーク
>>管理の都合が横行してるみたい、と、わたしは考えているわけです。
>
>コストを一切掛けずにサーバの資源が無限に使うことができるので
>あればそれは可能でしょう。
>
>>で、確かにサーバの防衛という技術も知る必要はそれなりにあるだろうけれど、
>>参加型のネットワークでは、管理側とユーザ側の信頼関係というものが大切だ
>>ろうから、まずは、ユーザの便を考え、ユーザから信頼されるような管理者の
>>ハート( 心 )を持って欲しいものだと、わたしは、これから管理者の立場にな
>>ろうとする人たちへ、切に願うものです。
>
>>竹田さんの説かれる限定サービス提供論では、ユーザ側の便を考えた、肩肘張ら
>
>これは私個人の意見ではなく、一般論ですけど。
>もうすこし、今の世界の動向を見て下さい。
>
>提供を意図して提供しているサービスと提供を意図していない
>サービスとは異なります。
>
>ユーザ側の便を考える場合、サービスを提供されるべきユーザに
>提供するためには、サービスを受ける権利のない人が利用できな
>いようにする必要があります。
>
>そうしなければ、サービスを受ける権利のない人の利用によって
>本来、サービスを受けられるべき人がサービスを受けられなくなっ
>てしまいます。
>
>>ずに気軽に使えて、便利で使い易いサーバを、わたしが要望した場合、必然的に、
>>そうなるのでしょうか?
>
>コストというもの考えていますか?
>それを誰が負担するのですか?




上記の竹田さんの発言に対するわたしの考えです。


>世の中は、サーバ運用のアウトソーシングとかそういう方向にいって
>いるんですが。

私>これ↑が、たぶん、竹田さんの経験した現実とわたしの経験した現実との差異な
私>のだと考えています。

>これからの流れですから、まだ、経験してません。


で、竹田さんの考えでは、この愛媛で、そのようなサーバ運用のアウトソーシングが
広く認知され、現実的に用いられる一般的な選択肢として、資金的にあまり裕福では
ない中小企業のような組織でも、利用できるようになるのは、大体、いつ頃であると
予測されていますか?

関心があるので、いろいろな方の見解を聞いてみたいのですが。




さて、この平成大不況、リストラ全盛の折、中小企業などは、事の外、経費節約にう
るさくて、わたしも困っているのですが、実際に、手元に無いお金は使えなかったり
します。経済の先行きも不安なので、永続的な経費が必要な物にお金をかけて、そう
そう体力を消耗するわけにもいかない。

それでも、このご時世で、ネットワークすら使えない状態だと、何かにつけ不便です。
さらには、そのこと自体、すでに企業間競争に負けており、自分たちの手で、生き残
りのチャンスを潰しているのではないか、などと危機感を抱いたりもするので、発奮
した有志の連中が、無理矢理かけあって、最低限ギリギリの資金で運用してもいます。


竹田さん>これは、本来、そのような状況で導入することが間違いなのです。


資金の無い状態では、このような参加型のネットワークへ参加する資格すら、無いの
でしょうか?


竹田さん>結局、ここまで検討していない組織が多いことが、ある意味、
竹田さん>『日本はクラッカーにとって天国』といわれる理由ではないのでしょうか。


わたしは、検討はしたんだけれど、専門家に頼むお金もなく、自分でも勉強したけれ
ど、結果的に、防御する技術を身につけることができなかった者は、結構、多い、と
思いますよ。ネットワークに関する技術は、把握しようと思っても、ことのほか、難
しいようですし。

サーバを立ち上げて参加するところまでの方法は、いろいろと安く広く提供されても
います。ただし、防御技術までは、広く提供されてもいないし、知られてもいないと
いう、アンバンランスな状況なのだと、わたしは、考えています。


つまり、いろいろと検討はしても、実際に専門家に頼んだり、自分の手で確かな技術
を身につけることは、残念ながら、現実的な選択肢とは、なり得なかった。ただし、
今、ネットワークに手をつけないわけにもいかない。

わたしは、日本のインターネットの現状というのは、そのような自己矛盾の結果だと
考えています。



--------------- ここまで↑は、インターネットの現状認識について -------------





以下は、ユーザにとって、使い易い気軽なサーバについて。


元発言を削除されてしまったので、現在までの流れを、まとめておきます。

わたしは、

   ユーザにとって、使い易い気軽で便利なサーバであることを、

 intiger.gr.jp へ、個人的に提言しました。


それに対して、竹田さんは、

   そのようなサーバは、サーバの資源が無限に必要であり、
   そのため、大量の資金を用意しないと実現不可能なものである 

と、述べられています。



わたしは、intiger.gr.jp への個人的提言の一番最初の記事の中で、具体的には、
サーバの提供するどのようなサービスを例示して、提言しているのでしょうか?

それは、サーバの資源が無限に必要であり、それがために、コストがかかり過ぎ、
実現不可能なサーバなのでしょうか?




------ ここまで↑は、ユーザにとって、使い易い気軽なサーバについて ---------


最後は、提供されるサービスについて。


>ユーザ側の便を考える場合、サービスを提供されるべきユーザに
>提供するためには、サービスを受ける権利のない人が利用できな
>いようにする必要があります。


サーバは、ユーザが共用できるサービスを提供していると、わたしは考えます。

で、わたしの投稿した、intiger.gr.jp への個人的提言の一番最初の記事の中で、
わたしは、どのような利用環境を例示して、提言しているのでしょう?


竹田さんによると、そのような利用環境であること自体が、間違いなのだそうで
すが、それは、現実には、有り得ないものなのでしょうか?

竹田さん自身は、そのような間違った利用環境が、今の日本のインターネットの
現状を生み出しているとして、アブナイ連中の危険性を説かれていますよね。


わたしが、この提言の中で想定している利用環境の場合、サービスを受ける権利
のない人とは、一体、誰のことなのでしょう?