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From: Akitaka HOSOMI <hosomi@ga2.so-net.ne.jp>
Subject: 書評( Linux 関連 )
Date: 1999/05/23 04:44:39

買ってはみたものの、やっぱ、10 ページも読み進まないうちに眠くなってしまう本が
多いよなぁ。そういうワケで、わたしゃ、不眠症とは、ほとんど縁が無い。有難い。



[ Linux リアルタイム計測/制御 開発ガイドブック ] 秀和システム

    Linux 本の中では毛色が変わっていて面白そうなので買ってみた。
    中身は、ガイドブック以上でもなし、以下でもなし。

    MS とか Intel とか PCI バスとかの悪口に紙面をさいてるワリ
    には、ちゃっかりと、Gateway のマシンを使って構成してあると
    いう、正体不明の本である。

    大人の使う理屈ってのは、さっぱり、判らんね、と思い知らされ
    る一冊。


[ プログラミング Linux ] アスキー

    DOS → Linux の移行を狙うなら、入門用として、丁度よろしい。

    gcc 使った C で書いてあるから、今風の新しい言語を覚えなくて
    も済むぞぉ〜〜。

    X-Window については、バッサリ省かれてあるので、DOS-Extender
    の代わりに Linux を .... などと目論んでる向きには、Good よ。 


[ Linux デバイスドライバ ] O'REILLY

    これまた、真面目にドライバの作り方が書いてある。

    上記の秀和本では、著者の好み?という理由でバッサリだった PCI
    バス関連のリソース予約についても、簡単に触れてある。

    今時、PCI バスが使えん計測/制御なんてのじゃ、不便じゃい。


[ Linux クイックリファレンス ] O'REILLY

    消息筋の情報によると、バイブルなんだそうで .....

    シェルで提供されているコマンドのリファレンスだが、キョ〜ビの
     PC は、マウスのクリックでお手軽に動く筈ではなかったのかな?、
    と、深く考えさせられる一冊。



以上、旬の Linux 流・熟睡入門書、四冊。