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From: Akitaka HOSOMI <hosomi@ga2.so-net.ne.jp>
Subject: 開発モノは流れ作業だったりする
Date: 1998/11/25 01:29:40

幾度となく感じることなので、何かの参考までに書いておくぞよ。



ハードウェアが絡んだ開発モノの場合、大まかに、こんな感じ↓で、仕事が流れる。


 1. ハードウェア作成

 2. ハードウェアのデバッグ

 3. ハードウェア制御用の下位ソフトウェア作成( ドライバなんかだね )

 4. アプリケーション作成


 2 と 3 の間で、ハード屋さんとソフト屋さんの線引きが行なわれる。



この時、仕様通りに、きちんと、ハードウェアが動作すれば、何の問題もなく、
きれいに仕事が流れていくのだが、どういうわけか、毎回、トラブルを抱えて、

        仕様と違うけど、こうしてね、

などと 2. の方から泣きが入ったりもする。

# えぇ〜〜 !? なんだったんだ、あの仕様書は ... 
# そちらが、こうしなさい、って書いて寄越したんだぞぉ〜〜



こういう時、まともにハードウェアを動かそうとすると、奇奇怪怪な、とても
ソフトウェアとは思えないようなドライバを書かにゃならず、

       えぇかげんにせぃ ! 

ちゅうことになる。


それで済むなら、まだ、よくて、最悪の場合、何やっても、結局、まともには
動かなかったりする。



基本的にハードウェアの動作が、オカシイ ! ちゅうことで、突っ返したりも
するが、何ゆえ、こちらがハードウェアのデバッグを手伝わにゃならんのか、
いまだに、よくわからんのだな。

ハード屋の誇りがあるなら、仕様通りに、一発で動くハードウェアを持って来
てみそ。

# 残念ながら、そういう経験って、わし、まだ、一度もないんだよなぁ
# 一体全体、何をしておるのだ、上流の連中は ... プロの仕事を見せてくれ、
# 頼むから



こっちは、こっちで、ドライバのバグ取りもせにゃならんので、間違いなく
ハードウェアが悪いってのをつきとめるのは、結構、タイヘンなのだよ。

余裕こいてるわけでもなし、ボランティアで付き合ってるのとも、違うぞ〜。