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From: Akitaka HOSOMI
<hosomi@ga2.so-net.ne.jp>
Subject: Re: スタンプ印字された文字の読み取り方法( フーリエ変換法 - 検証篇 )
Date: 1998/08/19 02:29:24
Reference: junge/00145
次に、FFT で得られるパワースペクトルが、画像の持つピクセル位置に依存しない特徴で
あることを確かめてみる。
この L の文字↓を、基準にして、
適当に、画像内で文字の位置を変えてみると、以下のようになる。
このように、得られた分布は、文字位置によらず、すべて同じ特徴を持つため、画像処理
で文字位置を探すという手間を省くことができるのだ。
スタンプインクの濃さが変わった場合にどうなるか? についても、調べてみることにする。
なんとぉ〜 ! FFT の入出力でデータを正規化しているため、なかなか安定した分布が
得られている。
# 画像処理で、これを行おうとすると、ワリと面倒だったりもするのさ。
極端な話、明るさが反転した画像でも、文字の特徴として、同じ分布↓が得られる。
さらに、画像取り込み時に用いる照明の明るさが変わっても、同じ事↓だ。
これは、結構、使える方法なのかも知れないね。