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From: 竹田伸幸 <takeda@ses.co.jp>
Subject: Re: ご助言に対する独り言
Date: 1999/01/13 01:09:08
Reference: internet/00154

1月12日に、take-winさんは書きました。

>ip filter 14 pass in * * tcp * 113 remote 0

>あまり意味のない設定かな?

identプロトコルを使っているサービスに対しての応答が改善します。

設定していないと、外部から ident で繋いで来た時、フィルタに引っか
かってタイムアウトするまで待ってしまいます。

>>3.syslogd の設定ファイル /etc/syslog.conf に以下を加えます。

>>   user.info              /var/log/router.log
       ~~~~~~~~~
>「syslogd:unknown priority name 
>”info  (tab)  /var/log/router.log”」
>
>って怒られました。
>何回も見直したんですがねぇ?

『info』としか書いていないようですが、『user.info』って書いていますか?

>ほんとは急がねばならんのでしょうが、
>見てもにわかに理解できなかったので、とりあえずパス

いわゆる stack overflow 問題です。

POPサーバに接続して、あらかじめ確保されているバッファよりも
長い文字列を送り込んでやることで、動作している POP プログラム
のスタックデータを破壊し、プログラムを異常動作させることが
簡単にできてしまいます。

popper は、root権限で動いています。したがって、送り込む長い
文字列をうまく指定することで root 権限を盗むプログラムコード
を送ってやることができます。

で、そういうプログラムは存在します。:)

>メール転送の禁止はsmtpdを設定したから大丈夫?
>(でも、メールを発信しようとすると
>202.232.○○○.△△△(クライアントのIP)
>202.232.○○○.△△△(クライアントのIP)
>は知らない、って言われるようになりました。
>受けられるけど発信できない・・・とほほ)

smtpd は、使ったことがありませんが、smtpd_check_rules を書いていますか?

基本は、以下の三行でいいのかなぁ?

allow *intiger.gr.jp:ALL:ALL   → intiger.gr.jp を持つホストからはすべて許す
allow ALL:ALL:*intiger.gr.jp   → 全てのホストは、送り先が intiger なら許す
deny  ALL:ALL:ALL              → その他は許さない。

>># このようなサイトに、nslookup のコマンドの一つの ls を使うと...
>
>  # 無鉄砲なもので、いきなり「ls」と打つと
>  # なぜか「160.124.129.10」が出てきて
>  # loe2.lesoff.co.zaなるところか出てきました。
>
>「ls −d 202.232.○○○.▽▽▽」
>ってやると、そんなの答えられないって言われました?

help をみましょう。

指定するのは、ドメイン(厳密にはゾーン名)です。

named.boot に指定した *.*.*.in-addr.arpa とか intiger.gr.jp
などのゾーン名です。


>>『自分のネットワーク+外部セカンダリDNSサーバ+ループバックアドレス』
>>に制限をかけた方が安全です。

>うまくいっているのかどうか知りませんが、
>再起動しても一応エラーメッセージは出ませんでした。

うまくいっていないようですが...

FreeBSD 2.2.x は、標準が /etc/namedb/named.boot ですが、
http://www.inti\
ger.gr.jp/unixinstall/unixinstall3.htm
によると/etc/named.boot にしているようですけど、
これだと、/etc/namedb/named.boot でなく、/etc/named.boot で修正
しないと駄目ですよ。

結局、知られているホールは潰せるだけ潰すこと、運用されている
サービスに対して、非権限使用されないようにすることが大事です。