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From: 夢見鳥 <siraisi@cavin.co.jp>
Subject: Re: Local IX 構想、なんてね
Date: 1998/11/10 21:20:57
Reference: internet/00129

11月10日に、竹田伸幸さんは書きました。

>11月9日に、夢見鳥さんは書きました。
>
>>>こんな感じかなぁ(等幅フォントでないと崩れます)
>>>
>>>                    ↑ ↑
>>>                    RT RT (multi-home BGP4 Full Routing)
>>>                    | |
>>>           --------------------- Multi-Home + IX
>>>            |               |
>>>            RT               RT
>>>ISP-A親     ↓               ↓        ISP-B親
>>>            :               :
>>>↑          ↑               ↑          ↑
>>>RT          RT               RT          RT
>>>|         ||             ||         |
>>>------------  ------- -------  ------------
>>>   ISP-A       Multi-Home+IX      ISP-B
>>>              を通して交換される
>>>                 セグメント
>>>
>>>こうすれば、比較的安全なんです。サーバを自セグメントに置かない
>>>で他のISP経由でアクセスされるという点でサーバホスティングに近
>>>い。
>
>
>>これは結構現実的な線なのですね。
>>これなら安全にいけるんですよね。
>
>>>ただ、こういうのをやると何でもとおしたいという要望が出るので、
>>
>>出る出る。
>>
>>>プロバイダではないという違いから通すプロトコルを決めるのが
>>>重要でしょう。極端な例では、HTTPしか通さないとか。
>>
>>ちょっとHTTPだけじゃつまらないんじゃないかな。
>>なんとかここまでは通せるということにはならないかな。
>>どこまで通せるか、教えてくださいな。
>

以上、ちょっと外れた質問だったかな。失礼。

>閉じた内部の経路にしては制限なしです。プロバイダじゃないから
   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>外との経路は確保していてもすべてのプロトコルを通さない。外との
>経路の確保はちゃんと各自で上位プロバイダを見つけてねというポリシー
>を持つだけです。なぜならこの方式では、プライベートでしか交換され
>ない空間(各自の上位プロバイダへ流れるもの)とIXが割り当てたIX
>経由で外に出て行くことができる空間がありますから、こうしておかない
>と、プロバイダが全部の設備をIXセグメントにおいて、上位プロバイダが
>IXというとんでもないプロバイダが出てくることになります。
>また、こうすれば外部との接続に対してのプロトコル単位の課金ができ
>地域内だけでなく、全部、IXから外に流そうとするアホな組織が出てくる
>のを防げます。
>
>それも許せばいいというのなら、IXは不要です。こんなものを使わなく
>てもSTCNでは内部に閉じた経路交換をやってくれないわけではない
>ようなので、そっちに頼めばいいんです。
>もちろん、自分でBGP4をしゃべるように設定できないといけません。
>
>たとえばうちの会社にはIIJから割り当ててもらったクラスCの空間が
>あります。これをもし、STCNのラインからSTCN内部限定の経路で
>流してもらえば,STCN内部から、うちのIIJセグメントへの経路は、
>外回りでIIJを回らず、STCN内部で閉じてしまいます。
>
>ただ、これだとクラスC未満の経路の交換が難しいという問題が残り
>ます。
>
>それなら単純IXではなく、あくまでプライベートな経路交換をするが
>IX自身が接続組織に対してアドレス空間を与え、その空間のみ
>フルルーティングすれば、外部組織との経路交換も実現できる
>おのおののプロバイダが太い線で上位と結ぶより、共同で太い線
>を何本かかえばいい、それで上位プロバイダの線は最低限のもの
>ですむ筈って発想です。IXはxxCNの線をかってBGP4で繋げばい
>いでしょう。この時メインで使われないように利用を限定する必要が
>でてくるでしょう。
>
>運営は非営利組織という形の地域内のプロバイダ協同組合みたいな
>ものになるでしょうね。
>
>最近はサーバホスティングで自分のところにサーバを置かないっての
>がありますね。これと同じです。IX側(の割り当て空間)にサーバを置き
>自組織の上位回線を節約することができます。ただのサーバホスティング
>と違うのは、プライベートな線で結んでいるっていう点です。で、この
>プライベートな線でプライベートな経路交換をしてしまえというわけです。
>
>#もちろん、自前でマルチホームになれるプロバイダは、こんなこと
>#しなくてもいいでしょうが、それはごく小数です。
>
>県内で、ちゃんとこんなの考えているところのどれくらいあるんだろう。
>ちゃんと考えているプロバイダとかあれば、「地域内に閉じたプライベート
>な経路交換について議論する」メーリングリストとかあげちゃうんですが:)
>
>#きっとそこまで考えてないんだろうな。。考えててもIX作って儲けよう
>#とかって考えじゃ始まんない。
>#
>#実際、IXが大きく取り上げられたころ、あちこちで、
>#「なんとかインターネットエクスチェンジ」という名前のただのプロバイダ
>#がいっぱいできてたし。

こりゃ〜内容が難しい、ということで、初歩的な質問を、’ ̄ ̄’部の閉じた内部
の経路部とはMulti-Home+IX を通して交換される範囲全てでしょうか。子ISP以下
はどうなるのでしょう。

              --------------------- Multi-Home + IX
↑             |               |
|             RT               RT
| ISP-A親     ↓               ↓        ISP-B親
|            :               :
| ↑          ↑               ↑          ↑
| RT          RT               RT          RT
↓ |         ||             ||         |
    ------------  ------- -------  ------------
こ      ISP-A       Multi-Home+IX      ISP-B
の                 を通して交換される
範                     セグメント
囲だけ

それともHTTP以外(FTP、POP等)は各ISPでやってその閉じた内部の
経路部はHTTP扱う以外は何もしないという事でしょうか。

メリットがよく分からないのですが?。
ただ、ISPの線の無駄がなくなりISPにメリットがあるという事でしょうか。

地域内のISPの下のユーザーにとってのメリットというのはたとえば
Local IX+αの導入で域外に出ないということで信号の搬送が短くなる事による外部の網の
トラフィックが軽減されインターネット全体の改善になるのかな、当然速度は速くなるとか、
域内ISPの高速化が図かる事が比較的容易とか、多様なサービスが簡単になり地域系の
ISPの参入が可能になるとか、そのような事でしょうか。
それともそんなことならSTCNの方で十分という事なのでしょうか。?

それとBGP4は県内では竹田氏の近くに一つあるだけだよね、こりゃどんなIP空間なの?。

また、この場合の地域とは電話の同市外局番程度の範囲、あるいは県域程度、とかどの程度
の想定をされているのでしょうか。

難しくって理解できない事がおおいのですが質問がぼけてたらごめんなさいね。
よろしくお願いしま〜す。