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From: Akitaka HOSOMI <hosomi@ga2.so-net.ne.jp>
Subject: **SOHO** ダイアルアップルータでの Win95 ファイル共有
Date: 1998/04/19 05:06:41

リモートルータを使った SOHO 環境構築についてで、投稿した
ルータの自動発呼による異常課金の問題に関してです。

私の試験環境は、PC( Win95 )とルータ( NetVehicle EX3 )を 10Base-T で
繋いで使用しています。


さて、以前から問題になってる NetBIOS over TCP/IP の自動発呼なので
すが、これは、次の方法で止められました。


 1.  PC 側で止める方法

        TCP/IP のプロパティで、DNS を使わない設定にする
        ( ついでに、WINS も解決しない設定にしてます )

※ LAN 上で、DHCP が有効な場合は、デフォルト DNS を広報できるので、
   この設定でも、特に問題はありません。


これで、不要な発呼が無いことから、Win95 の NetBIOS が TCP/IP の
プロパティで設定してあるプロバイダなどの DNS サーバに対して、適当
な間隔( 15 分程度 )でパケットを送出していることが原因と考えられま
す。

そのため、次↓の方法でも止められる筈です。


 2. ルータで止める方法

        IP フィルタの設定で、外部の DNS サーバ宛ての NetBIOS 用
        パケットを止めてやる。


       ↓のような設定を、IP フィルタの優先順位 1 として登録します。

        動作             遮断
        プロトコル       すべて
        送信元情報
          アドレス      192.168.97.0
          マスク	        255.255.255.0
          ポート	        137
        宛先情報
          アドレス      ***.***.***.*** or ***.***.***.***
                       ( ↑ プロバイダ の DNS サーバ )
          マスク        255.255.255.255
          ポート	        53
        TCP接続要求     対象



上記、1. もしくは、 2. の設定を行った後、137-139 のポートに対して、
透過を設定し、ルータをリセットします。


この状態で、マシン名が lmhosts に登録されていれば、スタート→検索
→他のコンピュータで、そのマシン名を指定すると、自動発呼されます。



昨日、試験したばかりなので、日が浅いのですが、Win 95 のインターフ
ェイスによるファイル共有は可能でした。 ネットワークコンピュータの
アイコンからは、相手の PC が見えないので、この点、注意が必要です。