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From: 夢見鳥 <siraisi@cavin.co.jp>
Subject: 適正な公認候補の選択
Date: 2007/02/06 17:16:38

人は生きれば皆経験はするものだが、今の時代を作ってしまったのはまずい。
皆様とともに小生もいろいろな経験をした。

小生の故郷(選挙区)では一部の公職選挙戦において、一票を五千円で売買する。
別のある人は同選挙で、一票を一万円で売れれば、これを自慢する世界である。
恐ろしいことに、これが当たり前らしい。
これで多くの、機関、地方役人、銀行、警察職員、悪質な業者等を利用できる地方
のようだ。

夏目漱石先生は松山の社会を好きではなかったと想う。
そうでなければ「坊ちゃん」は書けないと思う。
正岡子規も松山で最後を迎えてはいない。
小生はこの不正社会に嫌悪を感じるが、温泉での一休みには救われた。

彼の、一遍上人や俳人小林一茶が訪れた俳人栗田樗堂、加藤嘉明も松山を死に場所
にはしていない。

今年新年に松山市に寄る機会があり、丁度その時友人と待ち合わせの場所の前が
司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」にでる秋山兄弟生誕地だった。
間が良いのか悪いのか休館だったが工事に携わる人に挨拶をすると入館を許された。
ゆっくり拝見したが近くの人に「お金のためだけに、おかしなお金を使わなければ
すばらしいですね」と話した。
司馬遼太郎氏も坂本龍馬の近くに墓所を求めてか、京都で眠られているように記憶
している。
小生は松山の出身者や滞在した多くの功労者が、不正な輩に愚弄される現状を悲し
く思う。
「レミングになった日本人」では、不正の輩が先人の功労を愚弄する本にはしない
と決めている。

今、キャビンシステムが存在するのは多くの善良な人々のお世話になった中でも、
亡森田氏と新橋で一度だけお会いした際の話の中で、小生は地方の為に頑張るごと
きの相談をした時、「故郷は遠きにありて思うものなのじゃない」とおっしゃった
言葉が心に染み入る。

小生は現在の愛媛県松山市でよく漱石先生と子規をお金のために使うが、これほど
堕落・腐敗した社会はあまりないと思う。
現在の愛媛県松山市地方は強毅勁直に生きる者にとっては住む場所にはならない。

小生は、遅れ馳せながらも今回の国の変化が本物のイノベーション(Innovation)
か、今の国民の多くが不正な政治屋が多くいると思っている現状がどう変わるのか。
この数年でカタストロフィーを迎え、日本が再生する事が可能なのか、どうかを確認
をしようと考えている。

尚、故郷では今回の選挙で各政党の適正な公認候補の選択が、この地方が再生でき
るか、どうかの決め手になると思う。
今が立ち直る機会であると理解できればいい、と思っている。

兎に角、故郷の今回の選挙では、一票を五千円で売るのは止めてほしいと希望する。
普通の人より多いと思う一万円で売る人も元はとれない。
約一千兆「1,000,000,000,000,000円(実際はもう少し大金)/国民約127,468,000人
(平成十五年予測)」=7,845,106円以上
老人、子供も含めて皆に一人あたりの財政赤字負担は784万円以上
現在までのままで、適正な普通の仕事をする人が784万円以上/一人を返せるの
か。

国民が窮地に追い込まれるという、悪い日本を作った大きな一端は選挙民が一票を
五千円や一万円で売る行為である。

それでも、わかる人には日本も希望の持てるいいところがあると思っている。
イノベーション(Innovation)が進まない限りこの国は沈没する国家、社会である。

戦後は不正な者も政治屋になれる特殊な時代だった。
今はそれだけの問題と考えたい。

今が再生に向かう事ができる限界かな、と思う。
実は、小生が愛媛県松山市居住の時、日本がこれほど沈没せず持つとは思わなかった。