21世紀!愛媛のビジョンへの投稿
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12月16日に、Akitaka HOSOMIさんは書きました。 >ソフトウェアを書く仕事なんかを長年やってると、自分で書いたプログラムが >世間でそこそこ売れて、それで生活できればイイだろなぁ、などと思うことは >あるさ。 > > > >プログラマなんてのは、一応、ソフトウェア従事者ということで、時代の花形 >と呼ばれる情報産業の中へ大雑把に分類されていたりもするが、実は一次産業 >に極めて近い、ワリと地道な作業に従事している連中のように思える。 > > >コンピュータのような電子部品のかたまりと、毎日ツラを付き合わせていても、 >ソフトウェア書きという作業は、ひじょうに骨の折れる旧態依然の手作業と何 >んら変わるところがなく、オートメーション化による安直な創作活動などは、 >この時代になっても、夢のまた夢といったところ。 > >さらに、自分で書いたプログラムを市場に出して売るということは、時期や天 >候を判断し、自分で種をまいて育てた物を、市場に出して売る、ということに >他ならないので、一般的な農家がやってる仕事と、よく似ているのさ。 > >ほぼ、フリーランスで行なうという形態も、一緒みたいなものだろう? > > > >愛媛のみかん農家の例でも、よく知られているように、自分たちで育てた物を >売るという点に関して、農家( まぁ、SOHO の先達って意味だ )は、なかなか >に合理的な方法を考案し、実践している。 > >いわゆる、みかんの選果場だ。これは、文字通り、持ち寄った農作物の選別作 >業を行なうというのも、確かに一つの重要な仕事には違いないのだが、全体と >しては、地域の生産物をそこへ集積し、その品質を評価後、市場へ出荷( さら >には流通経路の開拓までも行なったりする )、そこで生まれた利益は、生産者 >が持ち寄った農作物の品質に応じて、もとの生産者へ分配するという仕事を行 >なっている。 > > >物を作った後の、面倒な作業を、ほぼ、全面的にサポートして貰えるので、生 >産者( 農家 )は、品質の良い物作りという本来の仕事に専念することができる。 >また、生産者からは、選果場自体が市場と直結していると見なせるので、市場 >の動向や、生産物に関連する情報なども収集し易いという側面も持っている。 > > > >今後、愛媛でも、 SOHO などを使って、自前でソフトウェア作りに取り組む者 >が増えると予測されるなら、このような地域サポート体制を、早めに作り上げ >ておく必要があるのではないかな? > >ソフトウェアの場合にも、必要とされる形態は、ほぼ同じなので、先人に学ぶ >ところは多いだろうさ。顔を上げて先を見ようとするなら、まず、足場を固め >ることだろね。
cavin@cavin.co.jp
Last Update: 27 April 2022